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BBS(クラシック音楽専用)


バッハを中心とするクラシック音楽についてどんどん書き込んでください。
お待ちしています。

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過去記事 <<(全1000件)>>

From mont_54 To juncoop5@goo at 2005 12/04 22:13 編集 返信

ピアニストは指揮者を目指す?

おひさしぶりですskun さん。

ピアノ→指揮でおもしろくなったバレンボイム。
逆に、面白くなくなったアシュケナ〜ジ。

面白い批評ですね〜(笑

ついでに・・・批評にかかる前に亡くなったグールド
てーのもありますが(^^;

From Skunjp To at 2005 12/03 20:21 編集 返信

おひさしぶりですねー

いや〜、年末は忙しいですねー。 皆さんのとこはいかがですか?

というわけで、ごぶさたしてました。(^^;)



いかに忙しくとも、バッハ命の私としては、しぶとく毎日聴いております。

朝30分のバッハタイムは、久しぶりにリリングのカンタータシリーズに戻り、また
少しずつ聴き始めています。現在26巻目で、93番をしつこく聴いています。
実に良い曲です。

さて、それ以外としては、最近下記のアイテムを興味深く聴きました。


●コープマンのオルガン(アルヒーフ)

 最初期の録音ですが、結局彼は、このころが一番良かったのかもしれない。
 特にトッカータ、アダージョとフーガハ長調、それにパッサカリアはよろしゅおます。

●野平一郎のゴールドベルク変奏曲

 最初聴いたときにはピンと来ませんでしたが、何度も聴くうちに、しみじみと良さ
 がわかりました。日本人って奥ゆかしい・・・

●アシュケナージの平均律全曲

 意外でした。アシュケナージがバッハを録音するなんて!
 話題の録音で、レコ芸では褒めていましたが、僕はちょっと、と思いますよ。
 彼は指揮をし出してからピアノが面白くなくなった。
 この平均律もまじめにキッチリ弾いていますが、感動しない。それは結局、
 「彼は平均律を感動して弾いているのだろうか?」ということですな。
 ・・・反論受付中!

●バレンボイムの平均律

 最新盤ではないですが、指揮をし出してから面白くなったのがこの人。
 この平均律はとても大きな音楽で、ことに色彩が豊か。

●ポリーニの夜想曲全集(ショパン)

 これも意外でした。ポリーニが夜想曲を録音するなんて!
 しかし聞いてみるとガーンと来ました。若干サロン的だと思っていた夜想曲が、 
 何と深く苦み走った輝きを放つ音楽として立ち現れて来ることか!
 夜想曲のイメージを突き崩す演奏。・・・ポリーニ健在。

●シフのベートーヴェン、ピアノソナタNo1〜4

 これは瞠目すべき名演。曲の仕組みというか、ベトやんが仕掛けたいろいろな
 工夫、細工、驚きが顕微鏡を見たようにはっきり拡大されてわかる!
 シフはゴールドベルク新盤も良かったが、このベートーヴェンも期待がふくらむ
 シリーズです。

●ノイマンのマーラー第九

 これは定評のある名演です。エアチャックしたものをMDで持っていましたが、
 中古であったので購入。凄い名演です。マーラーの病的なところが少なく、
 健康的で豊饒な面が強調された名演です。

●カラヤンの「浄められた夜」、「管弦楽のための変奏曲」(シェーンベルク)

 非常に美しいシェーンベルク。ひんやりとした中に、むせかえるような情感
 の匂い立つ「夜の音楽」になっています。




From mont_54 To juncoop5@goo at 2005 12/02 22:34 編集 返信

re:ブロムシュテットのロ短調ミサ曲

あ〜えがったワ〜!

アニュス・デイでは不覚にも泣いてしまった(・・;

最近聴いているのは、古楽系が多かったので、
こういうモダンな演奏が、かえって新鮮でしたわな。

やっぱバッハはどう演奏しようが良いですワ。



From juncoop To juncoop5@goo at 2005 11/30 20:52 編集 返信

ボロディンの弦楽四重奏曲第2番

こんばんわ・・・疲れて眠たいです。

最近私は、ボロディンの弦楽四重奏曲第2番第3楽章に少しはまってます。エマーソン弦楽四重奏団による演奏。

この第3楽章はとても甘く美しいです。疲れも癒される。
ただ美しく甘い旋律なのですが、どこか寂しさを禁じえません。

世の中に疲れている時にはとてもいい音楽だと思いました。


From アマデオ( Mail ) To juncoop5@goo at 2005 11/28 22:16 編集 返信

ブロムシュテットのミサロ短調・・・

 ビデオテープが・・・途中で終わってしまった!

From juncoop To juncoop5@goo at 2005 11/28 20:03 編集 返信

ブロムシュテットのロ短調ミサ曲

昨日は、芸術劇場で、ブロムシュテット指揮ライブツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団、ゲヴァントハウス室内合唱団の演奏で、ミサ曲ロ短調を見ましたが、途中で寝てしまいました! 悲

重々しい演奏でもなく、結構リラックス出来る演奏だったという記憶でした。バッハ音楽祭2005によるもので、聖トマス教会での演奏。 いい曲ですよね・・・。

里にいたので、録画できなかったのが悔やまれる。


From mont_54 To juncoop5@goo at 2005 11/27 21:54 編集 返信

これから・・・・

今夜はNHK教育で10:20からロ短調ミサ曲ですね。
BY:ライプティヒ・ゲヴァントハウス管&室内合唱

さてと・・・

From juncoop To juncoop5@goo at 2005 11/27 13:26 編集 返信

里から・・・

皆さん、お久し振りです。里に帰っております。

秋も深まり、もうすぐ冬なのかどうか・・・朝晩寒く、昼は暖かい。

里にいるので、バッハの音楽がなかなか聴けず、辛いです。

まあ12月2日まではいます・・・・。

最近皆さんはバッハを聞いていますか?


From juncoop To juncoop5@goo at 2005 11/19 16:32 編集 返信

今年のクリスマスはなにを聴くか?

皆さん、こんちは・・・。寒くなりましたね。風邪ひかれませんように。

ところでクリスマスオラトリオのシーズンになりましたね。
どの演奏で聴こうかというところなんですが、

ミュンヒンガー、ガーディナー、フレーミヒ、ヨッフム、リヒター、ヴェルナー、リリング、トーマス

とあるなか、ミュンヒンガーを聴いてみたいと思います。ヨッフムのも温かくていいのですが。

いつも第1部から第3部まで通しで聴くのですが、第4部から6部まではなかなか聴かないですね・・。とりわけ第1部と第3部については好きなカンタータでして、偏ってますが、田園シンフォニアといい、子守歌のアリアなんていいですよねー。


From Skunjp To juncoop5@goo at 2005 11/18 23:42 編集 返信

明日は休みだ!

>結局のところ「音楽」あるいは「音楽の価値」というのは、
 音楽それ自体の中に在るのではなく、
 それ(音楽)を感じ取る人間の性質であり、
 その精神の中に在るのだということです。

montさん、1票入れます! (ぱちぱち・・・)


今朝は2度目のクリスマル・オラトリオ巡りでフレーミヒを聴きました。一週目はミュンヒンガーでしたが・・・

フレーミヒは分厚く躍動的な演奏です。ソロも良い。



・・・同じ演奏でも年を追うごとに深まって聞こえます。

やっぱり人間は、成長というか、変わっていくんですね。

対象(演奏)は変わらないのに・・・



最近凝っているのは、マーラーの9番。

これって交響曲のベストスリーに入るのではないだろうか!

まあ、ベストスリーと言っても僕のだけど・・・


●ブルックナー第9

●マーラー第9

●シベリウス第4

From mont_54 To juncoop5@goo at 2005 11/18 14:41 編集 返信

最近のニュースから一席

junさん、御母上に大過なく何よりです。

先日、仕事先の食堂で昼食をとりながらTVを見ていると
71歳になる、確か山田貢さんというバッハの愛好家が、
バッハの遺品目録にあったラウテン・クラヴィーアという
楽器を自主製作して、コンサートまでやってらっしゃる。
そんなニュースが流れていました。

食堂の喧騒の中で、何の曲かは判別できませんでしたが、
1音2音と漏れてくるその音色の何と美しいことか!

なんでもご本人の談によると、
「バッハのクラヴィーア作品というと、何でもチェンバロ
という昨今の風潮に違和感を覚える」んだそうで。
いや、ごもっとも。

音楽の要素(リズム・メロディー・ハーモニー)に今は
もう一つ、音色というもの(要素)が加わったんだなあ
と思わすにはおれませんでした。


僕はこの歳になってつくづく、音楽って一体何だろう?
と考えます。
誰の演奏した○○はいいとか、誰それのは最悪だとか・・

考えつくのは、
結局のところ「音楽」あるいは「音楽の価値」というのは、
音楽それ自体の中に在るのではなく、
それ(音楽)を感じ取る人間の性質であり、
その精神の中に在るのだということです。

う〜ん、むずかしい問題ですけど、反論受付けます(^^;

From juncoop To juncoop5@goo at 2005 11/16 23:06 編集 返信

今日の音楽

こんばんわ・・

今日は珍しく、ヤフー・チャットで、アマデオさんと、ピアゾラちゃんと、みゅーちゃんと、茶碗と4人で仲良く、リヒターのヘンデルのメサイアドイツ語版を聞きました。

よかった〜!

モーツアルトのアヴェベルム・コルプスと、ロウダウテ・ドミヌムも聴いて泣けましたとさ・・・。


From Skunjp To juncoop5@goo at 2005 11/14 21:12 編集 返信

安心しました

>ご心配いただきまして、すみません。なんとか親も落ち着いています。私は安らかに休日を過ごすことが出来まして安心しております。


junさん、それは良かったです。何とかこのまま落ち着かれますように・・・

今年の冬は暖冬のようですので若干過ごしやすいかも知れません。

さて、僕はぼちぼちクリスマスオラトリオを聴いています。

毎朝、1部ずつ。本当に楽しいです。

ミュンヒンガーで聴いています。

ミュンヒンガーの作る響きはとても温かくやわらかい。人肌の魅力と言いましょうか
フレーミヒのような強靱さには欠けますが。でもホッとします。
・・・そしてアメリングが絶品ですね。

そして、先日の土曜日、ロ短調ミサを久しぶりにまともに聴きました。

最初、コルボ旧盤で聴いていたのですが、何かしっくりこないので、ヨッフムを聴きました。

音楽の厚みとコクに感動しました。やっぱモノが違います。

From juncoop To juncoop5@goo at 2005 11/13 16:45 編集 返信

皆さん、ご心配かけます。

こんばんわ・・お休みはいかがお過ごしですか?

skunjpさん、montさん、nekonyaさん、アマデオさん

ご心配いただきまして、すみません。なんとか親も落ち着いています。私は安らかに休日を過ごすことが出来まして安心しております。

音楽もいろいろと聴いてますし、しかし気候は厳しくなりつつありますね。

カール・リヒターのDVDが来年の1月に発売されるとあって、私達バッハ・ファンとしては嬉しい限りで楽しみですね。
ブランデンブルク全曲、ロ短調ミサ曲、ヨハネ受難曲の3作品が発売されこととなり、とりわけ、ロ短調ミサとブランデンブルクについては初めて見る映像で楽しみとなっています。


From アマデオ( Mail ) To juncoop5@goo at 2005 11/13 00:15 編集 返信

ジュンさ〜ん!

 お久しぶりです!親御さんの調子が悪いときはつらいものです。心から快方に向かわれることをお祈り申し上げます。ジュンさん、元気を出してね。

From nekonya To juncoop5@goo at 2005 11/11 22:46 編集 返信

ハッピーエンドのオルフェオ

>juncoopさま

さぞご心労のことと存じます。
どうぞご無理をなさいませぬよう。

偶然nekonyaもここ数日はずっとオルフェオを聴いております。
といっても、モンテヴェルディの方ですが。
演奏は、ヤーコプスのピリオドアプローチとハント指揮のレスピーギ編曲版
愛する人を思うオルフェオの嘆き「私の生命である女よ」は胸を打ちます。

グルックの「オルフェオ」は、モンテヴェルディのものとは逆に、
ハッピーエンドだったと記憶しています。
juncoopさまの悩みの先にも、どうか喜びの結末があらんことを。

From mont_54 To juncoop5@goo at 2005 11/10 22:21 編集 返信

みなさんお大事に

私の母親はよく怪我をします。あの歳で・・・
あの歳というのは、昨年喜寿を迎えた頃合でして。
まったくよーやってくれるなあ、という気持ちです。

グルックのはよく知りませんが、
モンテベルディのオルフェオは持っています。
たぶん同じストーリーなんでしょうね。

日本神話のイザナギ&イザナミってところでしょうか。

今日は僕のカミさんが風邪ひいて心配です。

From Skunjp To juncoop5@goo at 2005 11/09 20:51 編集 返信

大事に至りませんように

>皆さん、こんばんは・・仕事だけでも大変な事が多いというのに、
 私的なことでも問題が起こっています。試練が続く私。
 親の調子が悪い・・。どうしたらいいのか・・。

そうですか、junさん、それはご心配ですね。

僕も一時、両親とも大病をして大変でした。

今は何とか落ち着いていますが・・・

大事に至らないことを祈念します。

From juncoop To at 2005 11/08 21:31 編集 返信

今日一日の仕事が終わったら

皆さん、こんばんわ・・益々寒くなり、もうすぐ冬の到来かと思う季節です。木枯らしが覗いている感じがします。

今日一日の仕事が終わって・・まぶたを閉じて、またグルックの歌劇オルフェオのアリア「エウリディーチェを失って」を聴いています。この音楽は悲しい内容の曲なんですが、とても安らぐ音楽となっています・・。音楽として、美しくとても優しく心に響きますね。こんなに夢中になる歌はバッハ以来です・・。



From juncoop To juncoop5@goo at 2005 11/07 22:01 編集 返信

ただ救いを求めたい・・・

皆さん、こんばんは・・仕事だけでも大変な事が多いというのに、私的なことでも問題が起こっています。試練が続く私。

親の調子が悪い・・。どうしたらいいのか・・。

現実逃避ではないのですが、音楽を聴いて、ほんの僅かな安らぎを得ています。

グルックのアリア「エウリディーチェを失って」

ただ今は、祈りたいだけです・・・。


From Skunjp To juncoop5@goo at 2005 11/06 07:07 編集 返信

150番ですか。



ブラームスつながりですね(^^;)

ヴェルナーが素晴らしい演奏をしていますね。


さて、では行ってきます。

メサイアはjunさんがあげられたものの他、数曲のアリアがとても好きです。

主の栄光があらわれんことを!

From juncoop To juncoop5@goo at 2005 11/05 23:51 編集 返信

秋の夜中に聴くBWV150

皆さん、こんばんは・・。秋の夜は静かに時が流れます。

skunjpさん
メサイアの本番前に風邪ですか・・。お体大切になさってください。しかしヘンデルのメサイアというのは抜群の音楽ですね。あのオラトリオにある数曲のアリアはとても美しく、中にはバッハを越える名曲があるのも事実です。とりわけ第3部冒頭のソプラノ・アリアの美しさは特筆したいですね。

さて今日の夜は、バッハのカンタータ第150番を聞いてます。初期カンタータでブラームスの交響曲4番でも知られる150番は実に渋い作品ですね。


●バッハ/カンタータ第150番「主よ、われ汝をこがれ望む(Nach dir Herr verlanget mich)」BWV.150(1708〜09)

グスタフ・レオンハルト指揮
レオンハルト合奏団/コレギウム・ヴォーカレ

全体的に合唱が中心でレシタティーボが全くない初期カンタータですが、とてもいい作品ですね。なんとも哀愁を感じる秋に合う音楽で、特に最後の合唱のパッサカリアは重厚で傑作ですね。古楽器による演奏がまた古雅な響きでよいです。




From Skunjp To juncoop5@goo at 2005 11/05 21:07 編集 返信

お久しぶりです

ここ数日、風邪でダウンしていました。

明日、メサイア本番だというのに・・・

泣きたい気分です。

咳止めの薬を沢山飲んで演奏にのぞみます。

今日は満足に練習できないので、せめてCDを聴きました。

リヒターのロンドンフィルの盤。

リヒターの指揮は素晴らしいけど、僕はやはりヘンデルよりバッハの方が向いているらしく、最後には疲れました。口直しにヨハネ冒頭を聴き直したくらいです。

なんか、やっぱりヘンデルの本質はオペラであって、歌の力に依存している気がします。

ヘンデル好きの人、ごめんなさい。(^^;)

メサイアもリヒターのドイツ語盤だったら違和感がないのかしら・・・?

ヨハネを聴いて生き返りました。

やっぱ、バッハ最高!


パソコンもモニターがダウン?して、掲示板が見れませんでした。家内が液晶を買ってきて、やっとつながりました。液晶はきれいですね。

junさん、雨の歌は歌曲ですね。
この旋律で作ったヴァイオリンソナタが第1番の「雨の歌」。
シェリング、ルービンシュタイン。

From juncoop To juncoop5@goo at 2005 11/05 13:24 編集 返信

ヘンデルの音楽

皆さん、こんにちは、お休みでしかもいい天気ですね。

私は最近、ヘンデル全集とまではいきませんが、ヘンデルの歌劇とオラトリオを集め出しています。ヘンデル全集はブリリアントから出ていたようですが、持っている人は不満もあるようです。私の場合、クーベリックや、マールグラフ、コッホなどのドイツ指揮者あたりの名演から、最新のバイエルン国立歌劇や、古楽器による最新の演奏を集めていく感じになります。

ヘンデルはやはり大家だけにあまり知られていない歌劇なども優れた名曲が隠れていますね。バッハと同時代の大作曲家だけに集めがいのある音楽があることを期待します。


From h_ueda_2182 To juncoop5@goo at 2005 11/04 22:59 編集 返信

京都バッハ・ゾリステン・ラストコンサート(2)

葛の葉さん、こんばんわ。
そうでしたか。
少し補足しますと、
曲順は
@BWV199
  これは、ご存知ソプラノ・ソロの曲ですが、まずまずでした。
  只、オーボエがモダンでピーヒャララ・・・は・・・(笑)
A?
B?
  これは、あまりにも入場者数が多すぎて、用意されたプログラム資料が足りなくなり、
  私には回らなくて、BWV190とBWV200の区別がわかりませんでした(笑)

ここで、休憩後、当教会の牧師(ごめんなさい、名前聞こえなかった」)が挨拶され、
20年に渡る当該コンサートの始まりのエピソード等をお話されました。

  20年前、京都・バッハ・ゾリステン主宰の福永氏が訪れ、「ここでBACHのカンタータを
  演奏したい」と申し出された際、「この教会では器が小さいのでは」と答えたところ福永氏は
  「BACHのカンタータは教会で聴くように作られた。だからこの教会で演奏することでBACHの   
  思いが伝わる・・そのような演奏にしたい」
  要約し過ぎましたが、だいたいこのような内容でした。

CBWV198
  最終曲にふさわしい名曲がフィナーレを飾りました。
  冒頭合唱で鳥肌が立った後、2部の最初の曲(これも好きな曲)では感動が最高調に
  達しました。

そして、アンコールではBWV147から”主よ、人の望みの喜びよ”が演奏され、大感激。
思い出に残る最良の1日でした。

今後のKBS(京都バッハゾリステン)ですが、12月にはクリオラがあります。
その次は?

juncoopさん、立ち見でしたか。
16:30開演、16:00会場というので16:00丁度に行ったら既に満席でしたからね。

From juncoop To at 2005 11/04 22:20 編集 返信

オルフェオとエウリディーチェ


私が、今夢中になっている音楽は、グルック作曲 歌劇「オルフェオとエウリディーチェ」より第3幕アリア「エウリディーチェを失って」という音楽で、リヒターの指揮したものは、フィッシャーディースカウがオルフェオを歌っています。元々アルトのために書かれたもので、アルトで聴くほうがとても美しい感じはあります。バリトンのバージョンは、ベルリオーズによるものです。

このアリアは、精霊の踊りと並んで、このオペラでも最も美しい音楽なのですが、私はこのアリアのほうが美しいと思っています。感動しますので、知らない人は、ぜひ聴かれることをお勧めします。


〜グルック作曲 歌劇「オルフェオとエウリディーチェ」より

この歌劇に登場する人物は歌い手としてはたった3人。オルフェオ、エウリディーチェ、愛の神アモーレだけである。
「エウリディーチェを失って」はオルフェオによって歌われる。愛する亡き妻、エウリディーチェを何とか生き返らせたいと願うオルフェオ。
そのオルフェオに対し、愛の神アモーレは全能の神ゼウスの命令として、「彼女をこの世に連れ戻すまでは、決して彼女の顔を見てはならない」という。
その約束さえ守れば、この世において彼女と幸せな日々をおくれるわけだ。オルフェオは幾多の試練を乗り越え、妻エウリディーチェと再会を果たす。

生きたまま冥界へと入り、自分を連れ戻そうとしてくれるオルフェオ。しかし、彼は一度も自分の姿を見てくれようとしない。
エウリディーチェは彼に詰め寄る。
「なぜに、私の顔を見ようとはしてくださらないのですか?そのような冷たい仕打ちをされるなら冥界に残るほうがましだ」と。

ゼウスとの約束と妻からの詰問とに板ばさみとなり、苦悩するオルフェオ。
そしてついに彼は、もう少しで生還できるというところで、彼女の顔を見てしまう…。


彼女は冥界に引き戻され、失意のオルフェオはこのアリアを歌う…。


「エウリディーチェを失って、私はどうすればよいのだ? 愛する妻をうしなって、何処へ行けばよいのだ?
 愛するこの人なしに、何処で何をすればよい? 
エウリディーチェ、エウリディーチェ、 おお愛する妻よ、答えてくれ! 答えてくれないか! 
私にはもはや救いも希望もない、 この世にもあの世にも救いはない!」 

From juncoop To at 2005 11/04 22:06 編集 返信

京都・バッハ・ゾリステンのカンタータ演奏


皆さん、こんばんは・・。昨日は、私も京都バッハ・ゾリステンのカンタータ演奏会へ行きました。開演ぎりぎりに入ったので、立ち見になりましたが、まさかこんなに沢山の人となるとは想像も出来ませんでした。しかし、ラスト・コンサートで、演目もBWV190,198,199,200ですから傑作揃いです。198番については後半に演奏されたのですが、ガンバ2、テオルボとリュートが登場しますからなんとも古雅な響きが魅力でした。しかも198番は傑作ですし、各アリアが少し悲しみに満ちながらも素晴らしい演奏でした。第190番はリリングや鈴木雅明のような輝かしい演奏というよりも、素朴な解釈でしたが、トランペットとティンパニが入ってる音楽だけにいいですよね・・。前半のソロカンタータ199番は、重いイメージの曲ですが、演奏では聞きやすい感じでリラックスできました。200番が美しいのも言うまでもありません。
身近にバッハの傑作カンタータが生で聴けるというのは幸せでした。


From 葛の葉 To juncoop5@goo at 2005 11/04 12:12 編集 返信

行きたかったあ

11月3日はどうしてもはずせない仕事で、行けませんでした。
プログラムも最後だけあって、充実していますね。
190番の復元はどういう版を使っていたのかも興味あります。
今後はどうなるのでしょうか?
もう一度やり直すのはしんどいとしても、アンソロジーでも続けてほしいです。

From h_ueda_2182 To juncoop5@goo at 2005 11/03 21:54 編集 返信

京都バッハ・ゾリステン・ラストコンサート

みなさん、こんばんわ。
今日は京都洛陽教会にてバッハの教会カンタータを聴きに行ってきました。
これは「バッハ・カンタータ200曲全曲連続コンサート2005」として、
今回が200曲目となり最後のコンサートとなりました。

・2005年11月3日(木・文化の日) PM4:30
・日本キリスト教団 洛陽教会
・タイトル バッハカンタータ200曲全曲連続コンサートNo.53(最終回)
・演奏 京都・バッハ・ゾリステン
・演目 BWV198「候妃よ、さらに一条の光りを」
BWV199「わが心は血の海に浮かぶ」
    BWV200「われ、かの名を告げん」
BWV190「主に向かって歌え、新しき歌を」
・Solist ソプラノ:松田昌恵、アルト:福永圭子、テノール:畑 儀文、バス:成瀬当正

http://kbs.inter-art.gr.jp/

BWV190BWV200は初めて聴く曲でしたが、全体を通じ
いや〜、感動しました。
小さい教会はこれまでと違い満席で(これまでは余裕で座れていたものが)、一人で行ったので
なんとか割り込み木製ベンチに座る事ができました(笑)(結構、ケツが痛いんですよ(笑))
横や後ろは補助パイプ椅子や立見の方も沢山いらっしゃいました。

京都バッハゾリステンはモダン楽器による演奏ですが、BWV198では古楽器(ビオラ・ダ・ガンバや
リュート)を使用し、素朴なバロック音楽の響きを聴かせてくれ、声楽陣も最高でした。(鳥肌がたった)

オーディオ的にもコントラバスの低域の風圧を直接感じ、いかに録音エンジニアの腕一つで
(CD音源の)我々オーディオマニアの対応が左右されるのかを再認識した次第です。

From 秋山 元男( Mail ) To juncoop5@goo at 2005 11/02 12:43 編集 返信

バッハの音楽はすばらしい!

偶然このホームページを知り、初めて書き込みをさせていただきます。バッハの音楽に長く関わってきましたが、昨年拙著「バッハ随想」(文芸社)を出版しました。その生涯と作品についての思いや学んだことなどを60の短編にしたものです。日本楽器の書籍部や大きな書店に置いてあります。幸い最近では芸大、桐朋、国立など音大の図書館などでも並べられています。また、しばしば書評を送っていただくようにもなっています。「バッハ随想」で検索していただくと紹介記事などがいろいろ出てきます。http://www.members.aol.com/Bach%20essay/ がこの本のホームページで、私の娘が本の概要を書いてくれたものです。興味を同じくする人に読んで頂くことは私の無上の喜びです。